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漱石が上野で聴いた「ハイカラの音楽会」
2017 / 10 / 15 日 2:00 PM
漱石誕生150年記念
漱石が上野で聴いた「ハイカラの音楽会」
~往時のプログラムが甦る~
時は明治45年(西暦1912年)6月9日(日)
東京音楽学校奏楽堂……。
漱石が聴いた管絃樂の響が今日蘇る。
夏目漱石は英国留学から帰国後、西洋のクラシック音楽に強い好奇心を抱くようになります。
彼の手紙と日記、寺田寅彦の日記からは、
漱石が生涯に少なくとも12 回の洋楽コンサートと2 回のオペレッタに出かけたことがわかります。
当時、「上野」は西洋音楽の代名詞、メトニミー(metonymy、換喩)でした。
その上野の奏楽堂で明治45年6月9日に開催された、
お雇い外国人教師A.ユンケル指揮による東京音楽学校オーケストラのコンサートについては、
「ハイカラの会」だったと日記に記しています。
明治天皇崩御の51日前のことです。
ピアノとチェロの外国人教師のソロによる名曲の協奏曲を2曲と、合唱曲も組み込んだ、
気迫に溢れる長大なプログラム構成でした。
本公演は、その再現コンサートです。
現在の商業コンサートの定形とはひと味違う、コンサートをお楽しみください。
会場ロビーには、当日使用されたオリジナル総譜とパート譜、及び関連資料を展示します。
総監督 瀧井敬子
東京文化会館 大ホール
全席指定:S席 7,000円 A席 5,000円 B席 4,000円 C席 2,000円
2017年10月15日(日)
13:15 開場
14:00 開演
出演
総監督・企画・監修 | 瀧井敬子 |
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指揮 | 山田和樹 |
管弦楽 | 横浜シンフォニエッタ |
ピアノ | 川﨑翔子 |
チェロ | 遠藤真理 |
合唱 | 漱石生誕150年記念合唱団(東京混声合唱団&エスパス混声合唱団) |
舞台進行 | 夏目漱石役:大久保光哉 |
曲目
ウェーバー | 歌劇「魔弾の射手」序曲 |
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メンデルスゾーン | ピアノ協奏曲 第1番 ト短調 Op.25 |
モーツァルト | アイネ・クライネ・ナハトムジーク K.525 |
シューマン(石倉小三郎訳) | 3つの詩 Op.29より 第3曲「流浪の民」 |
サン=サーンス | チェロ協奏曲 第1番 イ短調 Op.33 |
J.S.バッハ=アーベルト | 前奏曲/コラール/フーガ |
交通・アクセス
電車で
JR上野駅 公園口改札から徒歩約1分
山手線、京浜東北線、常磐・成田線、常磐線、高崎線、東北本線
東北・北海道新幹線、秋田新幹線、山形新幹線、上越新幹線、北陸新幹線
京成上野駅、正面口 改札から徒歩約7分
東京メトロ上野駅7番出口から徒歩約5分